おすすめBASE・Square徹底比較!
決済手数料・デザインなどメリット・デメリットを紹介!
BASEとSquareはどちらも人気のネットショップサービスです。
最近はSquareの勢いが増していることもあり、迷っている人も多いのではないでしょうか。
まずは簡単にそれぞれのメリットをピックアップしてから、詳しくサービスの特徴について紹介していきます。
BASEとSquareどっちがおすすめ?
手数料を取るならSquare
決済方法がクレジットカードしか使えないという難点はあるものの、その分Squareは決済手数料が安いのが魅力。
またイベントなどに使える無料の決済サービスがかなり魅力的。
別のネットショップサービスを使っている人も、対面販売用にSquareの決済サービスを使えば簡単にクレジット決済に対応できるようになります。
機能の多さは圧倒的にBASE
デザイン編集の自由度、メールマガジン配信、豊富な販売方法など、「できること」に関してはBASEが圧倒的に多いです。
ただ数多く取り揃えられた機能が本当に必要なのかは人によるところ。
それぞれのサービスで使える機能や、Squareの得意なところについてはこれから詳しく解説していきます。
BASE・Square 基本情報
BASE | Square | |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 無料 | 無料プラン:0円 パーソナル:600円 プロフェッショナル:1,200円 パフォーマンス:2,500円 プレミアム:6,800円 |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 |
独自ドメイン利用 | 〇 | パーソナル以上のプランで利用可能 |
アフィリエイトタグ | 有料プラン | 無料 |
テンプレート数 | 無料:10種類 有料:100以上 | 無料:ジャンル別に4~6種類 |
SSL | 〇 | 〇 |
メルマガ配信 | 〇 | ー |
販売手数料 | 6.6%+40円 | フリー:5% スタンダード:3.6% |
振込手数料 | 2万円未満:750円 2万円以上:250円 | 1万円未満:550円 1万円以上:275円 |
BASEは販売方法が豊富
BASEのメリットの一つが豊富な販売方法。
使える販売方法の種類を挙げると結構な数になります。
BASEの販売オプション
・予約販売
・定期販売
・抽選販売
・ダウンロード販売
・受注生産販売
これらの販売オプションは現状Squareでは使うことができません。
そのため予約や受注生産といった販売スタイルを始めたい人はBASEの方がおすすめです。
BASEとSquareの違い
得意なデザインがちょっと違う
デザイン面について、BASEとSquareが公式で紹介しているサイトを例に解説します。
SquareはHPっぽいデザインが作りやすいのが特徴。
例としてSquare公式で導入事例が公開されているサイトを紹介します。
どちらもHP+オンラインショップといった作りになっていて、実店舗との連携を意識したサイトになっています。
実店舗がなくても、クリエイターの場合は自分のポートフォリオサイトとECサイトを1つにできるのもポイント。
サイト・作品・グッズを統一感のあるデザインにすることで、より自分の世界観を打ち出すことができます。
それに対してBASEは高いカスタマイズ性が特徴。
ネットショップサービス全体から見てもBASEの自由度は高く、有料テンプレートなどを使えば大体のサイトデザインは作れてしまいます。
BASEも公開されている事例があるので、参考になりそうなサイトを紹介します。
どちらともSquareに比べるとショップとしての要素が強くなっています。
デザインの自由度が高い分、どんなジャンルのサイトでも作れるのがBASEの大きなメリット。
完成度の高いアパレルショップを作ることも、シンプルなグッズショップを作るのも自由自在です。
Squareは実店舗との連携が強み
Squareの特徴は無料でPOSレジアプリが使えるところ。
POSレジアプリとECサイトを連携すれば実店舗とオンラインの在庫管理を1つにまとめることができます。
POSレジは初期費用・固定費などは無料で、現金支払いのみであれば決済手数料すら発生しません。
クレジット決済を導入する場合も決済端末だけ買ってしまえば固定費などはなく、決済手数料しか払わなくていいので気軽に導入ができます。
●POS決済手数料
支払方法 | 手数料 |
クレジットカード、交通系電子マネーなど | 3.25% |
QUICPAY、iDなど | 3.75% |
一方BASEはスマレジと連携することでPOSレジと在庫管理が可能。
本格的に使おうと思ったらスマレジの有料プランに変える必要がありますが、決済機能など基本的な機能だけであれば十分使うことができます。
BASEは利用者数が多い分、足りない機能を外部との連携で補えるのが大きなメリットになっています。
決済方法
BASE | Square | |
クレジットカード | VISA/Mastercard AMEX/JCB | VISA/Mastercard AMEX/JCB Diners Club/Discover |
コンビニ決済 | 〇 | ー |
銀行振込 | 〇 | ー |
後払い決済 | 〇 | ー |
キャリア決済 | 〇 | ー |
Amazon Pay | 〇 | ー |
Apple Pay | 〇 | ー |
メールリンク型決済 | ー | 〇 |
Squareで使えるのはクレジットカードとメールリンク決済のみ。
一方BASEは電子マネーなど多種多様な決済方法に対応しており、買う側にとって非常に便利な環境になっています。
●入金サイクル・振込手数料
BASE | Square | |
入金サイクル | 振込申請から10営業日後 お急ぎ入金:最短翌日(手数料1.5%) | 三井住友・みずほ:最短翌日(手数料1.5%) その他:翌週水曜日 |
振込手数料 | 一律250円 | 無料 |
事務手数料 | 2万円未満:250円 2万円以上:無料 | 無料 |
Squareはなんと振込手数料が無料です。
決済手数料が業界最安値レベルなのに加えて振込手数料まで無料なのはかなり魅力的。
よりコストを抑えてECサイト運営を始めたい人はSquareを試して損はないです。
さいごに
今回はネットショップサービス大手のBASEとSquareを比較しました。
全体として決済方法の豊富さや機能面に関してはやはりBASEの方が充実しています。
特にメルマガや多種多様な販売方法など、求める人が多い機能が一通りそろっているのはさすがBASEです。
一方SquareはPOSレジサービスの大手でもあるだけに実店舗との連携がしっかり整備されています。
実店舗・対面販売の機会が多い人や在庫管理をより手軽に行いたい人にはおすすめできるサービスになっています。