みんなもう見た？
Eveの新作PV『夜は仄か』が4月30日に公開されました。
瞬く間に100万回再生を超え、1000万を超えるのも時間の問題と言った勢いです。
そんなEveのPVアニメーションを担当しているのがクリエイターのzemさん。
今回はzemさんが今まで作ってきた作品を使用楽曲と一緒に紹介していきます。
zemとは？
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PN：zem
Twitter：＠zemyata
Instagram：＠zem_yata
YouTube：＠zemyata
zemはタイで活動するイラスト・アニメクリエイター。
動物の擬人化やゾンビをモチーフにした作品が多く、カートゥンっぽいデフォルメでありながらアジアを感じさせる衣装デザインなど独特なキャラクターデザインが魅力です。
『夜は仄か』も良い意味で日本らしくないアニメになっており、一目見てzemさんのキャラクター造形を新鮮に感じた人も多かったのではないでしょうか。
ハウスミュージック×アニメーション
Hot milk
みんな大好きsnails houseの『Hot milk』をモチーフに作られたアニメーション。
ベースの音に合わせてちょっとショッキングな映像が流れるといった内容になっています。
思い切った髪の造形もすごくかわいいですし、女の子の表情の変化によって短いながらもストーリーを連想させるような作品になっています。
Wonderland
音楽と映像のリンクがめちゃくちゃカッコいいアニメーション。
時折見せる虎の女の子の狂気などzemさんらしい表現が多く盛り込まれている作品です。
お寺や仏像といったタイらしいモチーフやノリのいい音楽とダークなアニメーションのギャップなど、zemさん特有の世界観は海外で絶大な人気を誇っています。
Forget
Wonderlandの続編にあたる作品。
今度は虎の女の子に仲間が増え、キツネの女の子と一緒に旅をしています。
街中の描写がある分、さらにタイらしい風景が溶け込んでいるのがこの作品の魅力。
途中出てくる色鮮やかなラベルの缶ビールは思わず飲んでみたくなってしまいます。
どことなく南国のゆるやかな風が感じられるアニメーションで、zemさんの抒情的な表現が光っています。
イラスト
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zemさんのイラストはアニメーション以上にゴチャゴチャ感が堪らない作品になっています。
線の数も多く、色もビビットなのに思った以上にすんなりと受け入れられる不思議なイラストなんですよね。
タイは伝統的な衣装や商品のパッケージもカラフルなものが多く、そうした街中にあるビビットな色をアレンジして作中に取り入れることでより独特な世界観を形作っています。
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また色を大胆に使う一方でどこか土っぽい絵をかくのもzemさんの特徴。
埃っぽかったり、ジメジメしてたり、ぬるい風が吹いていたりと、街の綺麗じゃない部分もポップに落とし込んでいるのでどこか惹かれるんですよね。
『夜は仄か』のPVでもそうしたクリーンじゃない部分がフックとして効いているからこそ、多くの人がPVに注目しているのでしょう。
使用機材
| 使用ソフト | 使用用途 | 料金 | |
| 1 |  Procreate | メイン作画 | 無料 |
| 2 |  Doink Animation | 編集 | 610円 |
さいごに
今回はzemさんの作品を紹介しました。
最近はInstagramやYouTubeなどで海外クリエイターの作品を目にする機会が増えましたが、みんなクオリティ高すぎで驚くばかりです。
海外のクリエイターがつくる作品はやはり日本のものとは違った要素があるので、新鮮で見ていて学びが多いです。
最近は海外クリエイターからイラストを学べるサイトもあるので、気になる方は「【初心者にもおすすめ】CLASS101 おすすめイラストレッスン8選」をご覧ください。
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