淵゛(ぶち) おすすめイラスト5選
今回紹介するイラストレーターは淵゛(ぶち)さん。
豊かな世界観のイラストとそのバリエーションの豊富さから人気を集めるイラストレーターです。
代表作品や作品の特徴についてまとめたので参考にしてください。
淵゛(ぶち)とは?
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Twitter:▼淵゛(ぶち)
Instagram:@qooo003
BOOTH:@qooo00fragile
淵゛(ぶち)さんは京都を拠点に活動しているイラストレーター。
色彩豊かな花のイラストや瑞々しい女の子の表情などが特徴で、イラスト集やグッズの制作などを中心に活動されています。
また最近では▼2021年9月の新刊画集でも紹介した『VISIONS EDGE ILLUSTRATORS BOOK 悪と力』にも作品が収録されています。
作品紹介
それでは淵゛さんの作品をイラスト集『沈黙と言葉』に収録されている物を中心に紹介していきます。
沈黙と言葉
『沈黙と言葉』 pic.twitter.com/xwwA213bdu
— 淵゛(ぶち) (@Qooo003) November 20, 2020
イラスト集『沈黙と言葉』の表紙として使われたイラスト。
今作は淵゛さんが出した3作目のイラスト集で、イラストに詩が添えられているのが特徴です。
タイトル通り言葉で伝える部分と沈黙に浸る部分があり、見ているうちに淵゛さんの世界観に引き込まれていきます。
春雨
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淵゛さんの特徴はラフでありながらもメリハリのある線と落ち着いた色使い。
今作では「感情」にフォーカスした作品が多く、ラフな線と繊細な線が混ざることで登場人物の感情の揺れ動きが表現されています。
この作品でも揺れる髪や雨のしたたる花をラフに描くことで、イラスト全体の静けさとの強弱をつけています。
憂欝な春
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淵゛さんのイラストはテーマによって配色や雰囲気が大きく変わります。
比較的明るめの色で描かれたこの作品はじっと物思いに耽る女の子が印象的。
タイトル通り憂鬱な表情はピンクの配色とのギャップでより惹きつけられるものになっています。
思慕
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今作の中でも特に淵゛さんらしさがつまった作品です。
枯れかけたヒマワリというチョイスがかなり印象的で、花を描いた作品が多い今作の中でも一際独特な雰囲気を放っています。
特別派手で美しい色を使っているわけでもないのに目をひかれる静けさがあり、「思慕」というタイトルにもストーリー性が感じられます。
栄養補給
「栄養補給」 pic.twitter.com/c7C1Rngy0J
— 淵゛(ぶち) (@Qooo003) May 14, 2021
最後には美しい色使いのこちらの作品を。
今まで比較的落ち着いたトーンの作品を紹介してきましたが、こういった鮮やかな作品も多く描かれています。
ハーバリウムのような美しい色使いはもちろん、したたる水滴や女の子の不安げな表情などのアンバランスな要素を散りばめているのは淵゛さんらしいです。
このイラストはBOOTHにてキャンバスが販売されているので気になる人は在庫があるうちにぜひ。
おわりに
今回は淵゛さんのイラストを『沈黙と言葉』に収録されている物を中心に紹介しました。
淵゛さんは作品数が多く、描くテーマやテイストが豊富なので新しいイラスト集が出るのが楽しみなイラストレーターさんです。
11月にはコミティアに合わせて新刊も出るようですので、ぜひTwitterなどでチェックしてみてください。
今まで紹介してきたイラストレーターはこちらにまとめています。
イラストレーター一覧
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