BASE・SUZURI徹底比較!初心者におすすめなのはどっち?
今回はクリエイターのグッズ販売におすすめのECサイト、BASE(ベイス)とSUZURI(スズリ)の比較をします。
BASEは人気のネットショップ作成サービスで、SUZURIはGMOペパボが運営するグッズ販売サイトです。
どんな人におすすめできるのかも含めてそれぞれの特徴を紹介していきます。
この記事の内容
・BASEとSUZURiの違い
・販売コストの比較
・BASEがおすすめな人
・SUZURIがおすすめな人
BASEとSUZURIどっちがおすすめ?
先に結論を言うと、グッズ販売を収益の柱にしたい人はBASEの方がおすすめです。
BASEはSUZURIに比べてブランディングがしやすく、長期的に見込める収益が大きく変わってきます。
「初心者だけどグッズ販売で売り上げを伸ばしたい!」という人はBASEを始めた方が早く目標に到達できるでしょう。
他にもBASEとSUZURIの利益率の違いなど知っておきたいポイントがいくつかあるので、詳しく解説していきます。
BASE・SUZURIの基本情報
BASEとSUZURIでかかる費用などは次の通りです。
BASE | SUZURI | |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 無料 | 無料 |
入金手数料 | 2万円未満:750円 2万円以上:250円 | 3万円未満:176円 3万円以上:275円 |
入金日 | 振り込み申請から10営業日 | 振り込み申請から翌月末 |
BASE・SUZURIの違い
それではBASEとSUZURIの違いについて紹介していきます。
BASEは出店、SUZURIは出品
SUZURIが市場に商品を出品するのに対して、BASEはあくまで自分のお店で商品を販売します。
タイプの違い
BASE:出店。BASEを使って簡単にECサイトを開設・運営。
SUZURI:出品。SUZURIというショッピングサイトに自分のグッズを出品。
SUZURIのメリットは「SUZURI」という市場に来た人の流入が見込めること。
それに対してBASEは自分のブランドを作れるところが大きなメリットです。
それぞれに一長一短ですが、クリエイターや長期的に収益化を目標にしている人は「出店」の方がおすすめ。
クリエイターはBASEの方が作品と一緒にブランディングが行いやすいですし、長期の視点でも自分のブランドがあった方が認知度は格段に違ってきます。
SUZURIの方が気軽な面はありますが、ちゃんと収益化をしたい人はBASEの方がおすすめです。
BASEの方が扱えるグッズが豊富
BASEは提携しているサービスで作ったグッズを販売できます。
主な提携サービス
またBASEにSUZURIの商品を販売することも可能です。
そのためSUZURIに比べてBASEの方が取り扱えるグッズの種類は圧倒的に多いです。
さらにSUZURIとcanvathは運営元が同じGMOペパボなので、扱える素材もかなり被っています。
BASEとSUZURIは提携していないので、手間やコストの面を考えるとcanvathと連携して使うのがおすすめです。
販売コストの比較
コスト面を考えてもBASEの方がSUZURIよりも優れています。
それぞれの販売にかかるコストは次にようになっています。
BASE | SUZURI | |
手数料 | 6.6%+40円 | 無料 |
送料 | 無料 | 通常発送:600円 ネコポス便:260円 |
注目したいところはBASEが送料無料なのに対して、SUZURIでは送料が発生すること。
手数料も送料も販売コストなのは変わらないので、BASEの手数料がSUZURIの送料を上回らない限りSUZURIの方がコストが大きいことになります。
例として定価3,000円のTシャツを販売するケースでそれぞれの利益がいくら出るかを計算してみます。
利益の計算
BASE:3,000円(定価)-2,052円(原価)-198円(手数料)=750円
SUZURI:3,000円(定価)-2,332円(原価)-600円(送料)=68円
同じTシャツで計算した場合、BASEの方が圧倒的に利益が出ているのが分かると思います。
また送料が発生するだけで購入する側は負担に感じてしまうので、「送料無料」になっているBASEの方がお得感もあります。
BASEが向いている人
BASEはグッズ販売を収益化したい人や自分らしいブランドを持ちたい人に向いています。
特にイラストレーターなどのクリエイターはグッズ販売が収益の柱になると創作活動がやりやすくなるはずです。
また今回紹介したようにBASEは様々なグッズ作成サービスと連携しているので、色々なグッズを作ってみたい人にもおすすめできます。
SUZURIが向いている人
SUZURIのメリットはとにかく手軽さです。
グッズの素材とデザインさえ決めてしまえば販売が開始できてしまうので、初心者にも手を出しやすいサービスになっています。
収益をそこまで追い求めずゆるくグッズ販売をしてみたい人におすすめです。
最近はTシャツ以外にもスマホケースやエコバッグ、クリアケースなど扱えるグッズの種類もどんどん増えています。
手軽に色々作れるのでグッズ販売の楽しさを知るにはピッタリのサービスです。
さいごに
今回はおすすめのグッズ販売サービスのBASEとSUZURIを比較しました。
SUZURIは近年クリエイターで利用している人が増え、馴染みのあるサービスになってきています。
手軽にゆるくグッズ販売を始めてみたい人にはおすすめのサイトです。
一方BASEは自分らしいショップづくりや収益化をしっかり行うことができます。
SUZURIよりも利益率が高く、サイトも自分らしくカスタマイズできるのでブランドを作りたい人はBASEの方がおすすめです。
ブランディングは長期戦なので始めは売上に現れてきませんが、早めに始めておくことで数年後の売上の伸びがかなり変わってくるはずです。
また自分の世界観を反映させたショップを作るのは楽しいので、まだやったことが無い人はぜひBASEで自分のショップを作ってみてください。