今回紹介するラスとレーターはるぅ1mmさんです。
るぅ1mmさんは作品集『笑む怪物』を出したばかり。
人外・モンスター好きには堪らない内容になっているので、刺さりそうな人はぜひ最後まで見ていってください。
るぅ1mmとは?
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Twitter:@Ruu_neptune
Instagram:@ruu1mm
BOOTH:@fukubiki-ken
るぅ1mmさんはオリジナルの漫画やイラストを中心に活動をしているクリエイターです。
武蔵野美術大学に在学しており、ポップでありながらも深みのある彩色が特徴です。
また2020年にはKADOKAWAよりコミック短編集『バースデイ』を発売。
美しいイラストだけでなく、その不思議な世界観にも注目が集まっています。
作品紹介
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今回は新しく制作された『沈黙 2020summer』と『笑む怪物 2021autumn』に収録されている作品を中心に紹介していきます。
線画
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『沈黙 2020summer』は線画が多めの作品集になっています。
全体的にるぅ1mmさん柔らかいタッチの線画を楽しむことができ、漫画っぽい動きのある表現も多く取り入れられています。
酔狂
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『沈黙』の中でも一際目をひくのがこの作品です。
るぅさんのイラストはアナログならではのムラや擦れを生かした作品が多く、この作品も色の浮き沈みが作品の情報量を増やしています。
るぅさんのアナログ作品ではあえて筆跡を残している作品が多く、アナログっぽさとポップなキャラクターデザインが独特な世界観をつくり出しています。
恋する怪物
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続いて紹介するのが『笑む怪物 2021autumn』に収録されているこの作品です。
この作品集は『沈黙』に比べて人外などのファンタジー要素が多めな一冊になっています。
印象的な亜人の造形や大きく揺れ動く感情の表現などがるぅさんらしく、よりビビットな色味の作品が増えているのも特徴です。
合成ニンゲン
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こちらも亜人のイラストです。
スカイブルーとイエローのコントラストが美しい作品で、独特な造形の亜人もしっかりかわいく描かれています。
特に髪の表現がるぅさんらしく、擦れたような筆跡を残すことで繊維っぽい質感を出しています。
みちる
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『笑む怪物』にはるぅさんの象徴的な作品が多く収録されています。
作品集のラストに収録されているこの作品は、「カラフルでポップなのにどこか生々しい」というるぅさんの世界観を凝縮したような1枚です。
心情表現を時折アーティスティックに表現しながらも、それでもしっかりと伝わってくるのが作品全体の魅力にもなっています。